肋間神経痛にシップは効くのか?効かないのか?
肋間神経痛で湿布を使う人、使わない人と別れるようですがどちらが正解というものはないと思われます。痛みの出ている時間が短い人もいれば、ジミに痛みが続く人もいます。
急性的に急激に痛むものに対しては効果はほとんど期待できませんが、ジミに痛い場合には多少効果が期待されます。
短時間しか痛まないのなら湿布を貼り終える頃には痛みも治まってますよね。そもそも肋間神経痛はその原因がはっきりしないものです。
はっきりしているんならもっと根本から治療ができるはずです。湿布の処方は痛みの原因が明らかである場合はもちろん処方されます。
が、しかし「痛がってるならとりあえず…」「病院に来てるから何も出さないわけには…」という位置付けでも処方されます。
そういった処方は本当にあります。なぜかというと「効果があることがある」からです。
まず湿布を貼っただけで気持ちが安心します。湿布を常用している人ならなおさらです。
実際にある例ですが、眠れないという人に中身のないカプセル薬を「よく眠れる薬」と言って飲んでもらうと「ありがとう、ぐっすり眠れたよ!」何てこともよくあります。病は気からって言葉もありますね。
ただし、温湿布と冷湿布を個人判断で勝手に貼っては逆効果になるのでご注意を。基本的に肋間神経痛ならば温湿布が有効だと考えられます。
温湿布は血流を良くして筋肉を弛緩させます。肋間神経痛は神経がなんらかの動きで締め付けられて起こるものともされています。
原因がそうであるなら周囲の筋肉を柔らかくすることができれば効果が期待できます。
痛みを軽くするために病院から処方される薬の多くは湿布です。モーラスなどの、痛みによく効く湿布が処方されることも増えていますが、温湿布を主に出す病院もあります。
湿布が効かない!という人は湿布の効果を疑っているか、痛みの原因と湿布が合っていないかが考えられます。前にも述べましたが、急性疼痛には効果がありませんので。
麻酔をかければ違いますが、痛み止めを飲んだからってバットで殴られても痛くないとかあり得ないですよね。それと同じで?湿布にはそれほど強い鎮痛効果はありません。
湿布は喘息のある方には禁忌とされています。他にも胃腸が極端に弱かったり、妊娠中の方には注意とされていますのでご注意ください。
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